きくらげ(木耳)とは

　きくらげとは、担子菌頬キクラゲ目のキノコ。枯れ木に群生する暗掲色ゼラチン質だが乾燥すると縮み軟骨質になる主に中華料理に用いる。

　きくらげは干したクラグに味が似ていることから樹木に生えるクラグの意味で名付けられた。

　漢字の｢木耳Jは中国からの用字で形が人間の耳に似ていることから付いた名である。

　きくらげは、古代中国より不老長寿の食品として、食されてきました。鉄やとビタミンＤ、エルゴステリンを多く含み、骨粗しょう症や免疫力の強化が期待されます。

　また、植物繊維か豊富で血液中の悪玉コレステロールを減らし、善玉コレステロールを増加させ、動脈硬化の予防につながります。

　毎日の生活の中て、美味しく健やかに体質改善に取り組みましょう。

希少価値の高い高級食材「白きくらげ」

　きくらげは大きく分けると茶褐色の「黒きくらげ」と、白色の「白きくらげ」に分けられますが、きくらげといえば、一般的に流通量の多い黒きくらげを指します。白きくらげは、自生数が少なく栽培も難しいことから希少価値が高く、中華料理では高級食材として重宝されています。黒きくらげは主に炒めものに使われますが、白きくらげはやや柔らかい食感と美しい色を生かしてシロップ煮のデザート、サラダやスープなどにもお使い下さい。